1953-11-02 第17回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
そこで昨日も問題になりましたように、これはあなたの方の専門的所官ではないからわからぬといえばそれでおしまいですけれども、一体預金部資金の全体の帳じりが百工億くらいしかないというときに、百四十四億をかかえ込んで、さらに七十億をかかえ込むということになると、実際預金部資金の運用によつてそういう金融的な操作ができることになりますか。その点予算編成の責任者であるあなたとしてはどうお考えになりますか。
そこで昨日も問題になりましたように、これはあなたの方の専門的所官ではないからわからぬといえばそれでおしまいですけれども、一体預金部資金の全体の帳じりが百工億くらいしかないというときに、百四十四億をかかえ込んで、さらに七十億をかかえ込むということになると、実際預金部資金の運用によつてそういう金融的な操作ができることになりますか。その点予算編成の責任者であるあなたとしてはどうお考えになりますか。
一体預金部資金というのは、昭和二十一年一月の総司令部当書によりまして、原則として国、地方の公共団体の発行する債券、すなわち国債、地方債の引受け、これらの団体への貸付に限られていたのであります。しかるに、こういう地方債、あるいは地方自治体への貸付にいたしましても、政府は、この貯蓄成績の悪いところにはよこさないという、非常に偏頗な取扱いをやつております。